◉高齢者・運動不足
上記の膝痛の原因として、それぞれの筋肉のバランスが崩れたり張りが出る事だと説明しました。
そのまた原因となるのが、腰の筋力低下です。
高齢者や運動不足の人は、腰の筋力が不足しているために、膝に負担がかかります。
腰の筋肉は身体の中で最も強い筋肉です。実は、足腰の動きは殆どがパーワーバランスで言うと腰の力で動かしていて、膝や足首は、そのサポートをしているに過ぎません。
しかし、その一番力が出せるはずの腰の筋力が低下すると、膝の周りの筋肉の力を必要以上使わなければならず負担がかかり、筋肉の張りやバランスの崩れが起こり、膝の痛みに繋がります。
整体を受けて筋肉の張りが取れ、筋肉バランスが整ったら、可能な方は継続的なウォーキング。それが無理な方は室内で出来るスクワット等、できる範囲の腰の運動を継続的に行い、腰の筋力を落とさない事で膝への負担を軽減する事をお奨めします。